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かまぼこ板絵の世界 箱根ラリック美術館へ!

かまぼこ板絵の世界 箱根ラリック美術館へ!

新緑の5月、晴れた気持ちの良い週末。5月14日から【箱根ラリック美術館】にて「かまぼこ板絵国際コンクール」の展示が始まりました。

1982年(昭和57年)に、鈴廣創業120周年の記念事業としてスタートした「かまぼこ板絵国際コンクール」は、昨年2015年に第16回展を開催いたしました。これまでに集まった作品はゆうに十数万点を越えます。
受賞作品はこれまで、かまぼこ博物館や百貨店様でのイベント展示などでご紹介して参りましたが、この度初めて、“美術館”での企画展示を開催する運びとなりました。

数ある受賞作品の中から選りすぐりのものを、また多くの招待作家の方々の作品の中からも、これまであまり展示される機会が多くなかった作品を、多数集めた展示となりました。
34年という歴史を遡る旅、一体どんな内容になっているのでしょうか?

 

「かまぼこ板絵国際コンクール」とは

その名の通り、「かまぼこ板絵国際コンクール」とは、かまぼこを食べたあとに残るかまぼこ板を使います。

かまぼこ板という小さなキャンバスを用いて、ありとあらゆる工夫が凝らされ、一見かまぼこ板とは解らない作品まであります。
かまぼこ板絵国際コンクールのホームページ内で過去の作品をご紹介しているページはありますが、あくまでも画面で見るだけの平面。今回の展示では、ひとつひとつの作品をダイナミックに見ていただけます。

かまぼこ板絵国際コンクール

 

こんな著名人まで?招待作家作品の展示

『あしたのジョー』で有名な漫画家の【ちばてつや先生】は、これまでに2回、招待作家として参加してくださいました。1作はちば先生とすぐわかるようなキャラクターが鋭い眼光を放って佇むキャンバスいっぱいの画、もう1作は小さい板の細かさを活かし且つ板の温もりが活きる相撲を表現した作品です。

ちばてつや先生 板絵作品

 

写真はタイトルだけ、いったいどんな作品でしょうか? ぜひ会場でご覧ください!

 

第16回展で特別審査員を務めてくださった画家の絹谷香菜子先生は、第14回展で招待作家として『福』を描いてくださいました。
これぞ板絵、かまぼこ板がもつ“木目”を活かした素晴らしい作品です。森の中、木陰から覗く凛と佇むフクロウの姿。かまぼこ板24枚を使った大きな作品です。これも、画を見ただけであれば木目なのか、フクロウがいるのか、というだけかもしれませんが、展示されている作品を見ると、その存在感は圧巻です。
シンプルな“板絵”作品ほど、実物をこうして展示しているのを見ると、ダイナミックさ、画材の動き、深い色合いなど次に進めないほど飲み込まれるようです。

絹谷香菜子先生

一般の方の作品も、これまでの展示とは趣が異なり、作家作品として見ていただけるような展示です。長い歴史の中でもその時々に個性があり、見応えがあります。

34年という歴史の中で、多くの方が小さなかまぼこの板に想いを馳せてくださいました。ぜひとも、ダイナミックな展示でご覧いただきたいと思います。

 

新緑を満喫 箱根ラリック美術館

箱根ラリック美術館は箱根町仙石原(せんごくはら)にあります。

箱根ラリック美術館
箱根湯本からバスで30分ほど。同じくバスで小田原駅からだと60分ほどのお時間です。
箱根らしい山道をくねくねと上りますが、新緑のこの季節、車窓から見える緑の美しさに時を忘れそうなほど。外を眺めていれば美術館はあっという間です。

到着すると、今度は庭園の眩しいほどの緑に心が洗われるような気分になります。
「かまぼこ板絵国際コンクール」の展示は緑を抜けた奥、ヒッソリと佇む森の中の建物です。

板絵コンクール展示室

秘密の探検に行くような気分になりそうですね。

 

箱根ラリック美術館での「かまぼこ板絵国際コンクール展」は

5/14(土)~7/31(日)

の期間で開催いたしております。
7月にはかまぼこ板を使った製作などが楽しめるイベントも開催予定!!

ぜひ、ダイナミックな小さな板絵作品をお楽しみください。

 

 

ミュージアムショップでは特設のかまぼこグッズコーナーもあります!!

ミュージアムショップ かまぼこグッズ

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